生命医科学部

医生命システム学科/大学院 医生命システム専攻

DEPARTMENT OF MEDICAL LIFE SYSTEMS / GRADUATE
SCHOOL, MAJOR OF MEDICAL LIFE SYSTEMS

再生医学/遺伝情報研究室

Regenerative Medicine / Genetic Information Laboratory

(祝迫惠子)

肝線維化や肝癌の病態メカニズムの解明と治療法開発を目標として、細胞や動物モデル、臨床検体を用いて研究を行っています。また、臓器移植について、マウスの移植モデルを用いて、拒絶反応の解析とその制御に取り組んでいます。
肝臓の線維化抑制と肝再生の促進、肝疾患の病態解明と治療法開発、臓器移植における免疫制御

(小林聡、和久剛)

生命現象のほとんどは、約2万ある遺伝子から必要な遺伝子を必要な時に必要な量だけ発現させる生体反応である「転写」により引き起こされています。この転写は転写因子が調節しており、その異常はガンをはじめとする様々な病気を引き起こします。遺伝情報研究室では、転写因子NRF3(NFE2L3)を世界に先駆けて発見し、その発現異常がガンを発症させることを明らかにしました。そこでNRF3によるガン発症メカニズムをさらに解明することで、ガンの新たな診断法あるいは治療法の開発を目指しています。
・転写因子NRF3によるガン発症メカニズムの解析
・NRF3制御メカニズムをターゲットにした抗ガン剤開発
・タンパク質分解酵素プロテアソームの発現機構とその異常によるガン発症機構の解析