生命医科学部

医生命システム学科/大学院 医生命システム専攻

DEPARTMENT OF MEDICAL LIFE SYSTEMS / GRADUATE
SCHOOL, MAJOR OF MEDICAL LIFE SYSTEMS

海外キャリア

A Step for Study Abroad

科目概要

2年生以降の学部生を想定しています。海外に興味を持つ学生が、その第一歩とするための選択科目です。したがって、英語が得意である必要は、全くありません。夏休み期間に、カリフォルニア州アーバイン市で、留学準備のための語学学校の講義と、大学医学部の人体解剖プログラムを受講します。受講者には、カリフォルニア大学アーバイン校医学部から、修了証が授与されます。

達成目標

米国カリフォルニア大学アーバイン校は、自然科学の分野で世界をけん引する多くの科学者を輩出しています。本科目は、カリフォルニア大学アーバイン校などへの留学の第一歩として、3週間の滞在で以下の目標を達成します。
  1. AOI College of Languages(アーバイン市)において、実用的な英会話力とTOIEC®高得点に向けた英語総合力のブラッシュアップをする。
  2. 滞在はホームステイで行い、アメリカ人家庭との生活を経験する。
  3. カリフォルニア大学アーバイン校医学部にて、指導教官の下「解剖学」講座を受講し、これまで以上に深く人体のメカニズムを探求する。(受講後、修了証授与)

経験者の声

留学には多くが詰まっています。予想を遙かに超えたものを得られる可能性があります。英語を学ぶとは一体何なのか。その答えは、自分の身体で英語を直に触れるということにあると思います。ただ、読み書きができることで英語ができるという訳ではありません。ネイティブと会話することこそが英語を勉強する本質ではないでしょうか。では、カリフォルニア大学アーバイン校での生活について簡単に体験談を述べさせていただきます。

カリフォルニア州アーバインは、アメリカの中で犯罪率が最も低いとされる安全な都市と言われており、町並みは整い、至る所に緑地帯や公園があります。まず、間違いなく街に到着すると道の広さや公園に驚くことでしょう。初めてのホームステイは緊張するかもしれません。ホストファミリーと上手くやっていけるのだろうか。私は、ホームステイは2度目だったので、イメージは出来ていましたが、ホームステイ先でうまくやっていくために大事なことはホストファミリーと会話してください。最初はどんなことでもいいです。日本の家族のこと、自分の趣味などを拙い英語でもいいので話して下さい。何も話さないとホストファミリーは心配します。AOIランゲージスクールに入って英語を勉強しますが、英語の勉強は日本でも出来ます。あなたの周りに各国から英語を学びに来た留学生がいるので、是非話しかけて仲良くしてみてください。解剖学実習では、人体を実際に見ながら、実にユニークな先生方が英語で教えてくださいます。数日で解剖全てを詰め込むので、正直、理解するには至らないかもしれません。しかし、一度全て学ぶと復習したときに理解がスムーズにできると思います。もし、自由時間があれば、外出して様々な場所に行ってみてください。バスの他にもuberというタクシーに取って代わるとても便利な交通手段があるので使ってみて下さい。では、良い留学生活を。

日本で経験できない人体解剖を、アメリカに行ってカリフォルニア大学アーバイン校で行う事ができました。普段は、教科書や参考書からしか勉強できない解剖学知識は、今回自分の目で実際に見学して、手で触れる事によって、人間を知る上で貴重な経験であったと思います。

実際に人体を使用して解剖を行う前には、まず一日目は人間の人体の骨や筋肉の構造に関する基礎知識を講義していただきました。しっかり基礎知識や英語の固有名詞などを身につけてから、二日目の解剖見学で一日目に習った構造は実際にどのようになっているかを自分の目で確かめることができ、とてもわかりやすかったです。

今まで大学で習った人体の構造がイマイチ理解できませんでしたが、今回の人体解剖実習を通して、人体の臓器、骨、筋肉のことをとてもよく理解することができました。そして、実習時間に得た貴重な知識をより深く吸収するため、実習後には復習を行い各骨の機能などと関連付けて捉えるよう努力も大事だと思います。

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